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Yuk1m


今夜遅くもまた雪になるそうです。


今月は本当に雪が多い。


一度に降る量はあまりないですが、頻々と降る。


元々雪の多い地方の方のところでも、多いと聞きます。


昔に戻ったようだな、と感じました。


さて、ここから下は長文になってしまいました。しかも、浮き世の話ですので読みたくないと思われる方は、飛ばして下さい。

アメリカも大雪だそうですね。それで、「地球温暖化現象などは嘘だ!!」と叫んでいる方が一部にいるそうです。興味のある方は下の記事をご覧下さい。

http://news.goo.ne.jp/article/newsengm/world/newsengm-20100215-01.html


確かに「地球温暖化現象」は仮説に過ぎません。もっともそれを言うなら科学のほとんどは仮説に過ぎなくなります。ただ、現在までのところで世界各国の科学者が様々な研究を行った結果、確度の高い仮説であろう、と言われている物です。

また、地球温暖化現象そのものは過去の気象を研究している方に言わせれば、同程度の物が何回もあったことが指摘されています。これは難局の氷などのサンプルから研究されたようで、とても興味深い物でした。


私がまだ学生であった頃。もう、20年以上前ですが、すでに温暖化についての議論が始まっておりました。当時はハワイのマウナ・ロア研究所で測定されていた二酸化炭素のグラフが有名で、年々確実に二酸化炭素濃度が上昇していく様子が描かれていました。これはいろいろなところで飲用されているようですが、一応下記はWikiで載っていたものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%A2%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E6%89%80


さて、私が学生だった頃は本当にまだまだ議論が煮詰まっておらず、賛否両論であったのを良く覚えています。その頃から徐々に世界の年平均気温が上昇しはじめているのが話題になっていたのですが、特に気象学系の方は現在は間氷期であり、その制で温度が上がっている、と言う説を採る方が多くおられました。

ただ、年々様々なデータが蓄積され、たとえば地球を100キロメートルメッシュで温度などのデータを投入し、スーパーコンピュータでシミュレーションする、等本当にいろいろなアプローチで研究が続いた結果、「人類の活動で排出された温暖化効果ガスにより地球の温暖化が進んでいる」と仮説がかなり確度の高い物として様々な学会(地球物理学、気象学など)で認知されるようになったのだと理解しています。

海面の上昇なども最初は確かオーストラリアの学者さんだと思いましたが、「平均で年1センチメートルずつ上昇している」という報告がありました。私なんかもさすがに、年平均で1センチメートルずつとは、本当にあるのかな?と思ってしまったくらいです。

IPCCというのはこの問題を調査するために国際間にもうけられた研究団体で、ここの調査結果の報告書は日本語訳にもなってすでに何回か出版されています。私も3冊ほどは持っています。段々に深刻な様相を呈しているように見えます。


ちなみに温暖化効果ガスといっているのは二酸化炭素だけではないからです。メタンなど他にも人類の経済活動の結果として排出されている物が寄与している割合も無視できないそうです。

たかだか1年間の降雪量が多いから、「温暖化は嘘だ」と叫ぶ人たちはこうしたことを認知した上でおっしゃっているんでしょうか?私が引用し、読んだ記事にはこうしたことを叫んでいる人は白人富裕層の右派の人が多い、と書いてあったと思います。アメリカ、と言う国は豊かな国ですが、未だにあまり科学を信じていない方が多い、とも聞きました。

今の文明を支えてきたのは科学、ではなかったのでしょうか?その恩恵をもっともうけている人たちが自分の都合(アメリカの人々は世界でもっともエネルギーを消費しているとして有名です)でこのようなことを平気で口にする。私には理解できません。

今回の温暖化で様々な問題が起きる、と予想されていますが、その一つに食糧危機があります。気候の変化に耕地がついて行けないため、一時的(それがどのくらいの長さかはわかりません)に食料が不足する可能性がある、と言う物です。

実際、ここ数年、2度ほど非常に世界の食糧備蓄が逼迫したことがありました。シカゴの大豆、コーンなどの相場はこれをうけて大きく上昇しているのですが、これも日本ではあまり話題になりませんね。食糧自給率の低い日本では下手をすると致命的になるはずなのですが。この食糧備蓄の逼迫を招いたのはオーストラリアの大干ばつと、洪水、それに中国の急速な経済成長、と言われていたと思います。

オーストラリアでは前政権は「地球温暖化現象」などはあり得ない、と言う立場を取っておりましたが、大干ばつなどで国民から反発をうけ、政権交代へとつながったとも聞きます。

アメリカ、と言う国は現在、世界で一番大きな力を持った国です。しかも先進国として豊富な知識と財産を持っている国。そのような国でこうした「科学を信じない」人々が大きな発言権を持っているとしたら、それは全世界にとって、不幸なことではないでしょうか。

笑い話のようですが、オバマ大統領に私は同情してしまいます。

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